月途中に要介護度が「介護から予防」「予防から介護」に変更になった場合は、異動情報の変更が必要です。異動情報の設定は、認定状況や運用システムに応じて設定が異なります。また、予防サービス等の月額包括報酬については日割り算定が必要です。
例題と入力のポイント
例題
利用者様が月途中(令和1年5月16日)に「介護から予防」の区分変更となった場合
操作方法
利用者の異動情報で、介護サービスを「利用終了」し、総合事業サービスを「利用開始」する
メニュー利用者情報->異動情報
step
1介護サービスの利用終了を登録します。
- 「新規」をクリックします。
- 「異動日」は介護サービスの終了日を選択します。
- 「異動区分」は「利用終了」を選択します。
- 「中止理由」は「その他」を選択します。
「中止理由」は介護報酬請求時の必須情報となりますので、忘れないように登録してください。
- 「登録」をクリックします。
step
2総合事業サービスの利用開始を登録します。
- 「新規」をクリックします。
- 「異動日」は予防(総合事業)サービスの開始日を選択します。
- 「異動区分」は「利用開始」を選択します。
- 「サービス事業」は「総合事業サービス」を選択します。
その他、「居宅介護支援/予防介護支援事業所」の設定が必要です。通所介護・通所リハシステムの場合は必要に応じて「週間スケジュール」の設定を行ってください。
- 「登録」をクリックします。
以上で異動情報の登録は完了です。
請求情報画面より、月額報酬の日割り算定の設定を行う
メニュー利用者情報->異動情報
step
1請求情報で日割りの設定を行います。
- 「請求情報」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
step
2請求情報の入力を行います。
- 該当の「サービス種類」・「サービス事業」・「算定項目」を選択します。
通所型サービスの場合、「算定項目」について支援1は「基本サービス1」、支援2は「基本サービス2」を選択します。※市町村により異なる場合があります
- 「適用期間」の開始日は、総合事業サービスの開始日を選択します。
「適用期間」の開始日を月初に設定すると月定額での算定になります。
- すべて入力が終わったら、「保存」をクリックします。
以上で請求情報の登録は完了です。
関連情報
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要介護認定情報の登録はこちら
月途中に要介護度が変更された場合は要介護度の状態に係わらず、区分変更後の認定情報を申請種別:「区分変更申請」で登録します。
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