全額超過等で自費(10割分)の利用者請求書を作成する方法について

介護報酬請求画面で自動作成された対象者の請求データを【削除】します。その後、通常通りの手順で利用者請求書の作成を行います。利用料金集計の追加処理時に”全額超過した状態で取り込まれます”とメッセージが表示されますので、「はい」をクリックして処理を続けて下さい。

 

例題と入力のポイント

例題
ショートステイ等のご利用で区分支給限度額を超過してしまい、訪問介護サービス【令和元年10月提供分】を全額自費でご利用者様に請求することになった場合。

操作方法

介護報酬請求画面で、「請求データ自動作成」を実行し、「請求データ一覧」画面から対象者の請求データを【削除】する

メニュー請求->①介護報酬請求

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1
介護報酬請求画面で、「請求データ自動作成」を実行し、「請求データ一覧」を開きます。

  1. 請求年月(ここでは令和元年11月)を選択します。
  2. 請求データを作成する事業所を選択します。
  3. 「●請求データ自動作成」をクリックし、請求データを作成します。
  4. 「請求データ一覧」をクリックし、一覧画面を開きます。

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2
「請求データ一覧」画面で、対象者の請求データを選択し【削除】する。

  1. 対象者の請求データを選択します。
  2. 「削除」をクリックします。

 

利用料金集計画面で、「データ処理」の【追加】を実行する

メニュー請求->③利用料金集計/請求書/領収書

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1
利用料金集計画面で、通常通りの手順で「データ処理」の【追加】を実行し、請求書を作成する。

  1. 締め対象月(ここでは令和元年10月)を選択します。
  2. 利用料金集計データを作成するサービス種類を選択します。
  3. 画面左下の「データ処理」の【追加】を選択し「実行」をクリックします。
  4. ”全額超過した状態で取り込まれます”とメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
  5. 全額自費で取り込まれたことを確認したら、後は通常通り請求書の作成・印刷を行って下さい。

チェックポイント

サービス実績画面で、計画単位数を「0」単位で設定した場合
介護報酬請求画面で、請求データの自動作成を行うと、請求データがエラーの状態で取り込まれます。
不要なデータになりますので、当該請求データは削除します。

メニュー請求->サービス実績

  1. 全額自費になる利用者を選択します。
  2. 「計画単位数」をクリックします。
  3. 「計画単位数を設定する」にチェックし、単位数に「0」を設定します。

参考介護報酬請求(請求データ一覧)画面

※介護報酬請求で「請求データ自動作成」を実行すると、エラー「×」で表示されますので、削除します。